<卓球>中国強し、出場12人中11人がメダル獲得=中国ネットでは唯一メダルなしの選手に注目




南アフリカのダーバンで行われていた世界卓球選手権が28日に全日程を終了した。中国版ツイッター・微博では、大会に出場した中国代表選手12人のうち11人がメダルを獲得したことが注目を集めている。

同大会の男子シングルスでは樊振東(ファン・ジェンドン)が金メダル、王楚欽(ワン・チューチン)が銀メダル、馬龍(マー・ロン)と梁靖崑(リアン・ジンクン)が銅メダルを獲得。女子シングルスでは孫穎莎(スン・インシャー)が金メダル、陳夢(チェン・モン)が銀メダル、陳幸同(チェン・シントン)が銅メダルを獲得した。

男子ダブルスでは樊振東・王楚欽組が金メダル、女子ダブルスは陳夢・王芸迪(ワン・イーディー)組が金メダル、孫穎莎・王曼昱(ワン・マンユー)組が銅メダルを獲得し、混合ダブルスでは王楚欽・孫穎莎が金メダル、林詩棟(リン・シードン)・蒯曼(クアイ・マン)組が銅メダルとなった。中国代表は出場した12人のうち男子シングルスの林高遠(リン・ガオユアン)を除く11人がメダルを獲得し、なおかつ実施された5競技すべてで金メダルを獲得するなど、今大会も圧倒的な強さを見せた。

中国ネットユーザーの多くは、唯一メダルが取れなかった林高遠に焦点を当ててコメントを残している。「あらら本当のことをそのまま言っちゃった」「何はともあれ、メダルを取れなかったということは事実。参加するだけが目標だった訳じゃないだろ」と林をやゆするユーザーが見られる一方で、「林高遠がメダルが取れなかったのも、くじ運が悪かっただけ」「外国選手に星を落とした訳じゃないから」「1人だけメダルを逃したような書き方はひどい。みんなヒーローだよ」「馬竜に負けはしたけど、戦いぶりは決して悪くなかったよ」といった擁護コメントも多く見られた。

なお、中国からは男子シングルスに5人が出場し、全員勝ち進んだとしても必ず1人は準々決勝で敗退することになっており、林高遠は準々決勝で馬竜に1−4で敗れた。また林詩棟と組んだ男子ダブルスもくじ運に恵まれず、準々決勝で樊振東・王楚欽組との中国勢同士の対戦に敗れた。(翻訳・編集/川尻)

南アフリカのダーバンで行われていた世界卓球選手権が5月28日に全日程を終了した。中国版ツイッター・微博では、大会に出場した中国代表選手12人のうち11人がメダルを獲得したことが注目を集めている。


(出典 news.nicovideo.jp)